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介護職はブランクがあっても大丈夫?復職前の準備や求人選びのポイント
介護職では、再就職にあたってブランクがあっても再び復帰することは十分に可能です。
現在の介護業界では人手不足が慢性化しており、むしろ経験を持つ復職者は大いに歓迎されています。
この記事では、ブランクがある介護職の人がスムーズに復職するための準備やポイント、そして利用できる支援制度について詳しく解説します。
目次
介護職はブランクがあっても復帰がしやすい!
日本の介護業界は高齢化の進行に伴い、ますます人手不足が深刻化しています。
厚生労働省の「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」※1によると、2026年には介護職の人手不足がさらに加速し、約25万人の介護職員が不足する見込みです。
この数字は、現在の介護職員数に対して、必要な人員が大幅に不足するという予測を示しています。
これにより、介護現場ではますます人材の確保が困難になると予想され、経験者の復職は非常に貴重なものとなっています。
このような状況を背景に、介護施設では経験者を優先的に採用する傾向が強まっています。
例えば、介護職はスキルの再習得が比較的スムーズに進むため、ブランクがある場合でも研修や講習を受けることで、短期間で復職に必要な知識や技術を取り戻すことができるのです。
また、「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」※2によると、2022年度の施設介護職員の有効求人倍率は3.23倍、訪問介護員(ホームヘルパー)は14.19倍で、売り手市場です。
業界全体での求人状況を見ても、経験者を歓迎する求人が多く、ブランクがあっても再就職の機会は十分にあるといえるでしょう。
※1出典:厚生労働省「介護人材確保に向けた取組」
※2出典:職業情報提供サイト「日本版O-NET」
ブランクのある人が介護職に復帰するための準備
介護職に復帰しようと考えている人にとって、ブランク期間があることは復職の不安要因となるかもしれません。
しかし、適切な準備を行えば、再び介護の現場で活躍することは十分に可能です。
ここではおさえておきたい4つのポイントをまとめてみました。
①介護に関する法令を確認
介護業界では法令や規制が時折変更されることがあります。
復職を考える前に、最新の法令や規制を確認し、業務に必要な知識を更新しておくことが重要です。
例えば、介護保険制度や施設運営に関する規則の改正など、最新の法令改正情報を把握しておくことで、復職後の業務においてスムーズに対応できます。
②介護の知識や技術に触れる機会を持つ
ブランク期間中に介護の技術や知識は進化していることがあります。
再就職に備えて、介護に関する最新の知識や技術に触れる機会を持つことが大切です。
例えば、介護に関するセミナーやオンライン研修を受けることで、現場で求められるスキルを再確認し、最新の介護方法やトレンドについて学ぶことができます。
③体力をつける
介護職は身体的に大変な仕事です。長時間の立ち仕事や介護業務に耐えられる体力をつけるために、日常的に運動や健康管理を行うことが必要です。
ウォーキングや軽い筋トレを習慣にし、体力を向上させておくことで、復職後の業務においてスムーズに適応できるようになります。
④子どもがいる場合は保育所を探す
家庭に小さな子どもがいる場合は、仕事と家庭の両立が必要です。
施設によっては日勤だけではなく夜勤もあるため、復職を考える前に、信頼できる保育所を探しておくと良いでしょう。
保育所の見学や申し込みを早めに行い、復職後に安心して働ける環境を整えておくことが大切です。
ブランク復帰時に活用できる支援制度・給付金
ブランクがある介護職への復職を支援するための制度や給付金が存在します。
これらを活用することで、復職への道がさらにスムーズになります。
例えば、厚生労働省では「再就職準備金貸付事業」を提供しています。
「再就職準備金貸付事業」は、求職活動を支援するためのもので、一定の条件を満たせば支給されることがあります。
さらに、「潜在介護職員復職支援プログラム」などの支援制度もあります。
潜在介護職員とは、介護の資格や経験がありながら、現在は介護職に就いていない人を指します。
こうした潜在介護職員の復職に向けた準備を支援するプログラムも上手に活用しましょう。
まとめ
介護職のブランクがあっても、適切な準備と支援制度の活用により、スムーズに復職することが可能です。
法令の確認や最新の知識の習得、体力作りを行い、積極的に支援制度を利用することで、再び介護の職場でキャリアをスタートさせることができるでしょう。
計画的に準備を進めて、自信を持って介護職の復職に臨んでください。
ケアスタッフ事業部
ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。