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グループホームは無資格でも働ける?仕事内容と向いている人を解説

介護の仕事に興味はあるものの、「資格がなければグループホームには採用されない」と諦めているケースは少なくありません。

実際には、高齢者向けのグループホームは介護施設のなかでも無資格・未経験から始めやすい職場のひとつです。

ただし2024年の法改正により研修義務化が進むなど、制度面の変化を正確に把握しておくことが転職判断の精度を高めます。

本記事では、施設の特徴・仕事内容・向いている人・給与水準まで、グループホームへの転職を検討するうえで必要な情報を整理します。

最終更新日:2026年3月5日

グループホームとはどんな施設か――主な介護施設との違いを整理する

グループホーム(正式名称:認知症対応型共同生活介護)とは、要支援2以上の認知症高齢者が、専門スタッフのサポートを受けながら少人数で共同生活を送る地域密着型の介護施設です。

1ユニット最大9名、入居定員は2ユニット18人という小規模環境のなかで、入居者が料理・洗濯・掃除といった家事に参加しながら、できる限り自立した生活を維持することを目的としています。

参照:厚生労働省発表資料
参照:厚生労働省発表資料

「地域密着型」という点は、転職を考えるうえで重要な制度的特徴のひとつです。グループホームは各市区町村の指定を受けたサービスであるため、原則として施設と同じ市区町村に住民票がある方しか入居できません。
新潟県内の施設では、地元出身のスタッフが多く、入居者・家族・職員の距離が近い職場環境になりやすい傾向があります。

他の介護施設との違いを整理しておくと、転職先を比較検討する際の判断材料になります。

施設種別 主な対象者 規模 特徴
①グループホーム 認知症高齢者(要支援2以上) 小規模(9名以下/ユニット) 地域密着・家庭的なケア
②特別養護老人ホーム 要介護3以上の高齢者 中~大規模(広域型は30名以上。29名以下の地域密着型も。) 重度介護・終身利用が基本
③介護老人保健施設 要介護1以上の高齢者 中~大規模 リハビリ・在宅復帰支援が目的
④有料老人ホーム 比較的自立度が高い高齢者も含む 施設によって幅広い 民間運営・サービス内容が多様

小規模で顔の見える環境を重視するか、大規模施設でチームとして動く環境を好むかは、職場選びの重要な軸のひとつです。グループホームは前者を好む方に向いている施設といえます。

参照:厚生労働省発表資料

グループホームは無資格・未経験でも働ける理由

結論から述べると、グループホームは無資格・未経験でも採用される職場です。 介護職員初任者研修などの資格は採用の必須条件ではなく、入職後に取得するケースも広く認められています。

この背景には、深刻な介護人材不足があります。厚生労働省の試算によると、2026年度には約240万人、2040年度には約272万人の介護職員が必要とされており、現状の供給ペースでは大幅な不足が見込まれています。

参照:厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」

全国的な人材確保の必要性から、資格よりも「人柄・意欲・コミュニケーション能力」を重視して採用する施設が増えています。
新潟県においては、介護関連職種の有効求人倍率が令和6年度で5.55倍(令和1年度は3.58倍)と年々求人倍率が上がっており、依然として高い水準にあります(全国平均7.18倍)。

参照:新潟県発表資料

全国平均こそ上回りませんが、それでも介護職以外も含めた全職種平均(1.41倍)をはるかに超えており、未経験者・無資格者にとっても採用の間口は広い状況です。特にグループホームは小規模施設が多く、経験者のみでは人員を確保しきれない実態があります。

なお、無資格でも採用されることと、研修受講に法的義務がないこととは別の話です。

2024年4月以降は、介護職員全員に認知症介護基礎研修の受講が義務付けられていますので、入職後に勤務先の補助を受けながら取得することになります。

認知症介護基礎研修の義務化――就職後に取得できる研修とは?

認知症介護基礎研修は、介護保険サービスに従事する無資格の介護職員を対象とした研修です。

認知症の基礎知識や適切なケアの考え方を学ぶ内容で、eラーニングの場合は動画視聴約150分+確認テストで修了できます(集合型研修の場合は講義・演習合わせて約6時間)。受講費用は多くの場合、事業所が負担します。

グループホームへの転職を考える際は、「入職後に研修受講のサポートがあるか」を求人票や面接で確認しておくと安心です。なお、介護福祉士・社会福祉士・看護師などの国家資格を保有している場合は、受講が免除されます。

関連記事:認知症介護基礎研修が義務化!――具体的な内容を徹底解説

グループホームの具体的な仕事内容――日勤・夜勤の流れを解説

グループホームの業務は、入居者の「生活全般をサポートすること」が中心です。施設での介護というより、スタッフが入居者と一緒に日常生活を営む感覚に近く、大規模施設とは異なる働き方が求められます。主な業務は以下の6種類です。

① 生活援助: 食事の準備・片付け、洗濯、清掃など。入居者ができる家事には参加を促し、自立支援を意識した関わりが基本です。
② 身体介護: 入浴・排泄・移乗など、直接身体に触れるケア。無資格でも補助として従事できますが、専門的な知識があると対応の幅が広がります。
③ 健康管理: バイタルチェック(体温・血圧・脈拍の測定)、服薬介助、体調変化の観察と記録。
④ 認知症ケア: 入居者の不安や混乱を和らげる声かけ、日常会話・回想法などを通じた認知症の進行緩和を目的とした関わり。
⑤ レクリエーション: 体操・音楽・園芸・季節行事など。生活に楽しみをつくり、心身機能の維持を図ります。
⑥ 記録・申し送り: ケア記録の入力、スタッフ間の情報共有。業務終了後に行うことが多い。

1日の流れは勤務形態によって異なります。参考として、時間帯別でのTODOを見てみましょう。

日勤の場合

時間帯 主な業務
9:00〜 出勤・申し送り・口腔ケア・服薬介助
10:00〜 レクリエーション準備・見守り
12:00〜 昼食介助・後片付け
14:00〜 入浴介助・外出支援・記録業務
17:00〜 夕食準備・配膳・夕食介助
18:00〜 申し送り・退勤

夜勤の場合

時間帯 主な業務
17:00〜 出勤・申し送り・夕食介助・服薬介助
19:00〜 就寝介助・居室環境の整備
21:00〜 夜間巡回・見守り・記録業務
0:00〜 巡回・排泄介助・休憩・仮眠
3:00〜 巡回・排泄介助・記録業務
6:00〜 起床介助・朝食準備・朝食介助・服薬介助
9:00〜 申し送り・退勤

夜勤は1ユニットあたり1名対応が基本ですが、施設によっては複数人体制を敷いているところもあります。また、夜勤中には休憩・仮眠時間が設けられるのが一般的ですが、ナースコールや緊急対応が発生する場合もあるため、未経験から夜勤に入る場合は、施設側のOJT体制や緊急時の連絡体制を事前に確認することが重要です。

グループホームに向いている人・メリット・大変と感じるポイント

転職先としてグループホームを選ぶ際、「自分に向いているか」を事前に把握しておくことで、入職後のミスマッチを防ぎやすくなります。

向いている人の特徴

① 小規模で顔なじみの環境が好きな人。 1ユニット最大9名という少人数の環境では、入居者一人ひとりと深い関係を築きやすく、大規模施設のような流れ作業的な業務は少ない傾向があります。
② 認知症ケアに関心がある人。 業務の根幹に認知症の方との関わりがあります。症状の理解や共感的なコミュニケーションに興味を持てる人が、長く働き続けやすいです。
③ 生活支援・家事が苦にならない人。 料理・洗濯・掃除といった家事的業務が日常的に発生します。「入居者と一緒に暮らしを整える」という感覚で仕事ができる人に向いています。
④ 入居者・ご家族との長期的な関係を大切にできる人。 長期入居が前提のため、入居者・ご家族との継続的な信頼関係が仕事の中心になります。
⑤ 自分のペースで考えながら動ける人。 小規模ゆえに1人あたりの裁量が大きく、マニュアル通りではなく状況判断が求められる場面が多くあります。

グループホームで働いている人のインタビューはこちら認知症専門のグループホームで介護職として働いています

大変と感じやすいポイント

① 夜勤の心理的負担。 1人夜勤の施設では、緊急対応も含めて1人で対応する時間帯があります。経験を積むまでは不安を感じやすい業務です。
② BPSD(行動・心理症状)への対応。 認知症の周辺症状(徘徊・暴言・昼夜逆転など)への対応は、精神的な消耗を伴うことがあります。施設全体でのサポート体制が重要です。
③ 入居者の看取り。 長期入居が基本のため、看取りに携わる場面が他施設より多い傾向があります。感情的に負荷のかかる経験ですが、グリーフケアの研修を設ける施設も増えています。

一方で、残業が少ない傾向にある点はメリットです。大規模施設と比較して業務量の変動が緩やかで、定時退勤しやすい環境の施設が多くあります。
新潟県では車通勤可・駐車場完備の求人が多く、冬季の積雪がある時期でも通勤しやすい職場環境が整っている点も、地方勤務の重要な条件になります。

グループホームの給与・年収はどのくらい?資格別の相場を確認する

転職を検討するうえで、給与水準の把握は欠かせません。グループホームの給与は、保有資格・勤務形態・施設の規模によって異なりますが、厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」による介護職員(月給・常勤)の資格別全国平均給与額は以下のとおりです。

なお、この数値は処遇改善加算を取得している事業所の平均であり、基本給・手当・一時金を含みます。

保有資格 全国平均月給(常勤・処遇改善加算取得事業所)
①無資格 約29.1万円
②介護職員初任者研修 約32.5万円
③実務者研修 約32.7万円
④介護福祉士 約35.0万円

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」
資格取得によって月収が3,000〜6,000円程度変わる計算になります。介護福祉士の取得には3年以上の実務経験が必要ですが、初任者研修は最短1〜2ヶ月で取得可能なため、転職後の早期資格取得を計画することが収入アップへの近道です。
なお、夜勤手当(新潟県では1回あたり約3,000〜5,000円程度が相場)も年収に加算されるため、夜勤を担当する頻度によって総収入は変わります。

キャリアアップにおすすめの資格5選――取得順序と費用の目安

グループホームは、無資格からスタートしてキャリアを積み上げやすい職場環境です。以下の順番で資格取得を目指すのが、一般的なキャリアパスです。

① 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
身体介護の基礎を学ぶ入門資格。取得期間は最短1〜2ヶ月、費用は3〜10万円程度(スクールにより異なる)。無資格からの最初のステップとして最優先で取得を推奨します。

② 介護職員実務者研修
介護福祉士受験の必須資格。初任者研修保有者は約4〜6ヶ月、費用は5〜20万円程度。医療的ケア(喀痰吸引等)の基礎も学べます。

③ 介護福祉士(国家資格)
実務経験3年以上・実務者研修修了が受験要件。合格後は業務の幅が広がり、給与アップにも直結します。法人によっては受験費用や研修費用の補助制度があります。

④ 認知症介護実践者研修
認知症ケアに従事する介護職員を対象としたスキルアップ研修。概ね実務経験2年程度の方が対象で、認知症ケアの専門的な知識・技術を習得できます。講義・演習で6〜7日、自施設実習2〜4週間程度のカリキュラムで、リーダー職へのステップにもなります。

⑤ ケアマネジャー(介護支援専門員)
実務経験5年以上が受験要件。ケアプランの作成・調整を担うキャリア上位職。施設長・管理職へのルートを視野に入れる際の目標資格です。

関連記事:比較的簡単に取得できる介護資格・5選!

新潟県でグループホームへの転職を考えるなら――求人票では見えない選び方

新潟県では介護関連職種の有効求人倍率が令和6年度で5.55倍と高い水準にあり、介護職の求人は常時豊富な状態が続いています。介護職の求人が多いからこそ「どの施設を選ぶか」の判断が重要です。

グループホームの職場環境の良否は、求人票の文面だけでは判断しにくいのが実態です。特に無資格・未経験での入職を検討している場合は、以下の点を施設見学や面接で直接確認することが重要です。

見極めポイント 確認すべき理由
①夜勤体制(1人夜勤か複数夜勤か) 未経験者にとって1人夜勤は大きな心理的負担になりやすいため
②資格取得の費用補助の有無 自己負担を抑えつつ、専門的知識の取得や給与UP、安定就業を得るため
③車通勤・駐車場の可否 新潟の冬季通勤では公共交通よりマイカー通勤の安定性が高いため
④人員配置基準を超過しているか 最低基準のみの施設は業務密度が高く、未経験者が定着しにくい傾向があるため

これらは求人票に明記されないことが多く、現場を知る担当者に直接確認しなければ把握できない情報です。特に「認知症ケアの質」「職員間の人間関係」「残業の実態」といった内情は、現場スタッフの声や施設訪問なしには判断が難しいのが現状です。

新潟県の介護業界に精通した転職エージェントを活用することで、表に出にくい施設の内情をもとに、条件に合ったグループホームを効率よく見つけることができます。
関連記事:介護職の転職、失敗しない職場選びのポイントとは?

まとめ

グループホームは、認知症高齢者を対象とした小規模・地域密着型の介護施設であり、無資格・未経験からでも採用されやすい職場です。
2024年から認知症介護基礎研修の受講が義務化されましたが、入職後に事業所のサポートを受けながら取得できるため、転職の障壁にはなりません。
仕事内容は生活援助から認知症ケアまで幅広く、向いている人の特徴や給与水準・資格別の年収差を把握したうえで転職計画を立てることが、ミスマッチのない選択につながります。

グループホームへの転職を検討するうえで、あなたに本当に合った施設を見つけるには、求人票だけでは限界があります。新潟県の介護業界に特化した絆ケアスタッフでは、夜勤体制・研修補助・職場の雰囲気といった現場の実情をもとに、一人ひとりの希望条件に合った求人をご紹介しています。まずは情報収集のつもりでお気軽にご相談ください。
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【よくある質問(FAQ)】
Q1. グループホームは無資格でも働けますか?
A.はい、無資格・未経験でも採用されます。ただし2024年4月以降、無資格の介護職員全員に認知症介護基礎研修の受講が義務付けられています。入職後に事業所の費用補助を受けながら取得できるため、転職前に取得しておく必要はありません。

Q2. グループホームの主な仕事内容は何ですか?
A.生活援助(食事準備・洗濯・掃除)・身体介護(入浴・排泄・移乗)・健康管理・認知症ケア・レクリエーション・記録業務の6種類が中心です。1日の流れは日勤・夜勤で異なり、夜勤では夜間の見守り・巡回が主な業務になります。

Q3. グループホームの給料はいくらですか?
A.厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、処遇改善加算取得事業所における常勤介護職員の全国平均月給は、無資格で約29.1万円、介護福祉士取得後は約35.0万円が目安です。夜勤手当(新潟県では1回3,000〜5,000円程度が相場)も加算されます。

Q4. グループホームに向いている人はどんな人ですか?
A.小規模・家庭的な環境での働き方を好む人、認知症ケアに関心がある人、長期的な人間関係を大切にできる人が向いています。大規模施設のような流れ作業よりも、入居者一人ひとりに寄り添うケアを好む方に適した職場です。

Q5. 特養とグループホームの違いは何ですか?
A.グループホームは認知症高齢者(要支援2以上)を対象とした1ユニット最大9名の小規模・地域密着型施設で、認知症の緩和や自立支援が主なケアです。特養(特別養護老人ホーム)は要介護3以上を対象とした大規模施設で、重度介護・終身利用が基本となります。規模・対象者・ケアの性質がいずれも異なります。

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ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。

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