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ユニットリーダーになるには?仕事内容・スキル・キャリアを解説

ユニットリーダーへの打診を受け、「責任が増えるだけではないか」と判断に迷っている介護職員は少なくありません。

役職手当の相場は月5,000円〜30,000円と施設間の格差が大きく、業務量の増加に見合う処遇が得られるかどうかは職場によって異なります。

ユニットリーダーは法令で配置が義務づけられた施設の要職であり、なるための条件やキャリアの全体像は整理しておく価値があります。この記事では、仕事内容・必要なスキル・給与実態・キャリアパスを順に解説します。

最終更新日:2026年3月19日

ユニットリーダーとはどんな役職か——施設内での位置づけと配置基準

ユニットケアとは、おおむね10人以下の少人数を1つの生活単位(ユニット)として、居宅に近い環境のもとで個別ケアを行う介護の形態です。
厚生労働省はこれを「生活単位と介護単位を一致させたケア」と定義しており、特別養護老人ホーム(特養)の新設においては原則としてユニット型が義務づけられています。
参照:厚生労働省発表資料

ユニットリーダーは、この1ユニットの介護職員を統括するリーダー職です。
「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」(厚生省令第39号)に基づく基準により、ユニットごとに常勤のユニットリーダーを1名配置することが法令で義務づけられており、施設側の裁量で廃止できる任意の役職ではありません。
よく混同される「介護リーダー(主任・フロアリーダー)」との違いは以下のとおりです。

項目 ユニットリーダー 介護リーダー(主任等)
①管理対象 1ユニット(約10名) 複数ユニット〜フロア全体
②配置義務 法令で義務(常勤必須) 施設の任意判断
③業務の重点 個別ケアの質・方針管理 シフト・人員管理が中心

ユニットリーダーは「担当ユニットの利用者10名を最もよく知るケアの専門家」として、ケアの質を現場で担保する役割を担っています。施設管理者と現場職員の間に立つポジションであり、その業務範囲は単なる現場リーダー以上に広いといえます。

参照:指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準(厚生省令第39号)

ユニットリーダーの仕事内容と1日の流れ

ユニットリーダーの主な業務は、

①ユニット運営の計画・実行
②職員の指導・育成
③利用者・家族対応
④シフト・物品管理
⑤管理者への報告・改善提案

以上の5つに整理できます。
通常の介護業務に加え、これらのマネジメント業務が上乗せされる点が一般の介護職員との大きな違いです。

日勤のスケジュール例は以下のとおりです(施設により異なります)。

時間帯 主な業務
①8:30〜 夜勤者からの引き継ぎ・入居者さんの各種状況確認
②8:00〜10:00 朝食介助・口腔ケア・排泄介助
③10:00〜12:00 記録・ケアプラン確認、職員への個別指示
④12:00〜14:00 昼食介助・休憩
⑤14:00〜16:00 レクリエーション・ご家族の対応・管理者報告
⑥16:00〜17:30 翌日のシフト確認・申し送り

また、新潟県内の施設では、冬季に除雪・送迎対応が加わるケースも多く、季節による業務負荷の変動についてもリーダーが調整を担う場面の一つとなっています。
ユニットリーダーはキャリアアップの一つの選択肢でもあり、将来の働き方を見据えて検討することが重要です。
介護職のキャリアアップ全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。

参照:「介護職のキャリアアップ方法とは? 目的別キャリアパスを紹介!」

ユニットリーダーに求められる3つのスキル

ユニットリーダーの仕事において、資格や年次よりも実際に問われるのは「現場を動かす能力」です。施設の規模や運営方針による差はありますが、共通して求められるスキルは次の3つに集約されます。

チームマネジメント力:自分より年上の職員や、異なる雇用形態・経験年数の職員が混在するユニットを束ねる力が求められます。指示命令ではなく、個々の強みを引き出す関わりができるかどうかがチームの安定に直結します。

ケア方針を言語化する力:利用者一人ひとりの状態変化を察知し、それをケアマネジャーと連携してケアプランや日常業務の指示として職員に伝える能力が必要です。「丁寧なケア」といった抽象的な表現ではなく、指導として具体的なケースに対して動作レベルで落とし込む力が現場の質を左右します。

管理者と現場の橋渡しをする調整力:管理職である施設長・介護主任の方針を現場に伝える一方、現場の職員の声を上に届ける役割も担います。双方から要求が寄せられる「板挟み」の構造は多くの施設で生じており、優先順位の判断力とコミュニケーションスキルが問われます。

これらのスキルは入職時から備えている必要はなく、現場経験とユニットリーダー研修を通じて段階的に身につけていくものです。

必要な資格と研修——「法的必須資格なし」を正確に知る

ユニットリーダーになるために、法令上定められた必須資格はありません。現行の省令にはユニットリーダーの資格要件に関する規定が存在しないためです。
ただし実態として、多くの施設が「介護福祉士の取得+実務経験」を任用条件としており、介護福祉士資格の取得はキャリアアップとして強く推奨されます。

施設として実質的に義務となるのが「ユニットリーダー研修」の受講者確保です。
研修修了者を各施設2名以上配置することが運営基準上求められており、研修は一般社団法人日本ユニットケア推進センターおよび一般社団法人全国個室ユニット型施設推進協議会が都道府県から委託を受けて実施しています。

費用は座学研修35,000~50,000円・実地研修45,000~50,000円が目安で、別途テキスト代がかかるケースがあります。研修費用は原則として施設(事業者)が負担します。
なお、令和6年度をもってコロナ禍で免除されていた実地研修の特例が廃止されており、現在は座学・実地研修の両方を修了することが求められています。

給与や働き方を考えるうえでは、介護職全体の処遇やキャリアの傾向もあわせて理解しておくことが役立ちます。
介護職の給与やキャリアアップについては、こちらの記事も参考にしてください。

参照:「介護職の給料が上がる!?気になる賃上げ実態」

キャリアとしてのユニットリーダー——給与実態と昇進の流れ

ユニットリーダーへのキャリアアップが処遇にどう影響するかは、転職・昇進を判断する際の重要な情報です。
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、処遇改善加算を取得している事業所における介護職員(月給・常勤)の平均給与額は338,200円で、前年から13,960円増加しています。

ユニットリーダーが多く配置される介護老人福祉施設(特養)では361,860円と全体平均を上回っており、リーダー職への昇進と役職手当の加算が年収改善につながりやすい傾向があります。
ユニットリーダーに支給される役職手当の相場は月5,000円〜30,000円とされており、施設の処遇改善の取り組み状況によって差が生じます。

新潟県では介護職員の平均年収が約347.9万円と全国平均をやや下回る水準にありますが、県内の物価水準を考慮すると実質的な生活水準は全国平均と遜色ありません。リーダー職への昇進により役職手当が加算されれば、年収面での改善は十分に見込めます。
介護職におけるキャリアパスは大きく3つのルートが想定されます。

コース キャリアの流れ
①施設管理職 介護職員 → 介護福祉士 → ユニットリーダー → 介護主任 → 副施設長 → 施設長
②専門職 介護福祉士 → 認定介護福祉士 → 研修講師・ケアコンサルタント
③ケアマネジャー  介護福祉士(5年以上)→ 介護支援専門員 → 主任ケアマネジャー

ユニットリーダーの経験は「ケアの改善・管理」「チームマネジメント」「記録・計画立案」を実践で積める機会であり、どのコースに進む場合でも転職市場での評価を高める経験となります。
ユニットリーダーとして働く場合、職場環境の違いが負担や働きやすさに大きく影響します。
介護職の職場選びについては、以下の記事もあわせて確認しておきましょう。

参照:「介護の職場はどう選ぶ? 後悔しないための“見極めチェックリスト”」

求人票では見えない「職場の実態」を見極めるには

ユニットリーダーとして転職・移籍を検討する際、求人票から読み取れる情報には限界があります。役職手当の実額はほぼ記載されず、1人のリーダーが複数ユニットを兼務しているかどうかや、研修費用を施設が負担するかどうかも、応募前には確認しづらい情報です。
特に新潟県内の施設では、冬季の積雪・通勤距離・駐車場環境がリーダーの業務負荷に直結します。
除雪対応が朝の業務に組み込まれている施設や、通勤が片道1時間以上かかる郊外の施設では、年間を通じた消耗が都市部とは大きく異なります。こうした現場の実態は、求人票には掲載されない情報です。

施設選びで確認すべき4つのポイント

見極めポイント 確認方法
①役職手当の実額 求人票には記載されないことが多い。エージェント経由での確認が確実
②ユニット兼務の有無   複数ユニットを1人で掛け持ちするケースがあり、業務量が大きく変わる
③研修費用の負担元   原則として施設負担だが、一部自己負担を求める施設もある
④リーダーの定着率   短期間での交替が繰り返されている場合、職場環境の問題が潜んでいる可能性がある

現場の内側の情報は、その地域の施設と継続的に関係を持つエージェントが最も把握しやすい立場にあります。新潟県内の施設事情に精通した担当者への相談が、ミスマッチのない施設選びの近道となります。
実際に転職に成功した人の声はこちら:
ユニット型の特別養護老人ホームで介護士として働いています
2ユニット型のグループホームで介護士をしています

役職や働き方について不安がある場合は、他の介護職の働き方やキャリアもあわせて比較することで判断しやすくなります。
介護職全体の仕事内容や役割については、こちらの記事も参考にしてください。

参照:「介護福祉士の仕事とは? 仕事内容・役割・やりがいを解説」

ユニットリーダーについてよくある質問

Q. ユニットリーダーに必須の資格はありますか?
A.法令上の必須資格は定められていません。ただし多くの施設が、介護福祉士の取得と1年以上の実務経験を任用条件としています。

Q. ユニットリーダー研修は全員が受ける必要がありますか?
A.個人に受講義務はありません。施設として修了者を2名以上配置することが運営基準上求められているため、誰が受講するかは施設の判断によります。

Q. 役職手当はいくらですか?
A.月額5,000円〜30,000円が相場です。施設の処遇改善への取り組み状況によって差が大きく、エージェントへの確認が有効です。

Q. ユニットリーダーを断ることはできますか?
A.法的な強制力はなく、断ること自体は可能です。ただし施設内の昇進ルートや評価への影響は施設ごとに異なります。

まとめ

ユニットリーダーは法令で配置が義務づけられた役職であり、介護現場においてケアの質を実質的に担保する中核的なポジションです。
法的な必須資格はないものの、介護福祉士の取得と実務経験がキャリアの土台となります。給与面では役職手当が加算されることで処遇改善の効果は大きくなります。
求められるスキルは現場と研修を通じて段階的に習得できるものであり、打診を受けた段階から準備を始めることは十分に可能です。次のキャリアステップに向けた判断材料として、まずは施設の実態情報を確認することが重要です。

ユニットリーダーへのキャリアアップを検討している場合、役職手当の実額・ユニット兼務の有無・研修支援の有無は求人票からは読み取れません。絆ケアスタッフは新潟県内の介護施設と直接つながりを持ち、現場の実態情報を踏まえた求人提案が可能です。あなたの希望するキャリアと施設の実情をすり合わせた相談を、まず無料で始めてみてください。
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ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。

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