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ケアマネジャーは何歳まで働ける? 平均年齢や定年についても解説!
高齢化社会が進むなか、ケアマネジャーの需要は今後も高まることが予想されます。
そこで本記事では、ケアマネジャーの平均年齢や定年制度、長く働くためのポイントについて解説します。

目次
ケアマネジャーの平均年齢はどのくらい?
厚生労働省によると、ケアマネジャー(介護支援専門員)の年齢分布は以下の通りです。
30歳未満 | 0.1% |
30歳代 | 5.8% |
40歳代 | 16.7% |
50歳代 | 33.9% |
60~64歳 | 15.8% |
65~69歳 | 8.4% |
70歳以上 | 5.2% |
参考:公益財団法人 介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書」
令和5年度介護労働実態調査によると、ケアマネジャーの平均年齢は53.6歳です。
また、40代~60代が最も多い年代であることから、中高年からの転職も多い職種であると言えます。
さらに、令和4年度では65~69歳が7.3%、70歳以上が4.0%であったため、定年後に再雇用で働く人も増えていることが分かります。
ケアマネジャーの年齢制限はある?
ケアマネジャーの資格には受験資格や年齢制限がないので、50代、60代になってからでもそれまでに介護業界での実務経験があれば比較的取得しやすいでしょう。
ケアマネジャーの主な仕事は、介護支援が必要な方の相談に乗ったり、ケアプランを作成したりすることで、基本的にはデスクワークが中心です。
そのため、体力面での負担が少なく、65歳の定年以降も長く現役で活躍したいという方にはおすすめの職種です。
しかし、勤務先の事業所や施設によっては定年制度が設けられているところもあります。
その場合は、規定に従う必要がありますが、現在介護業界は全体的に人手不足の傾向にあり、なかでもケアマネジャーは特に深刻な状態です。
これに伴い、定年制度を廃止したり、上限年齢を引き上げたりしている事業所も増えているので、高齢の方がケアマネジャーとして採用される可能性は高くなっています。
ケアマネジャーの定年は何歳?
定年制度を設けている介護施設・事業所では、法人の定年規定である60~65歳を定年として定めています。
しかし、前述の通りケアマネジャーの需要は高まっている一方なので、定年後に再雇用制度を利用すれば嘱託社員や非常勤の職員として70歳まで働ける場合があります。
また、居宅介護支援事業所は定年制度を設けていないところや、再雇用した場合の雇用年齢に上限がないところが多い傾向にあります。
そのため、比較的定年後も活躍しやすい職場であると言えます。
さらに、フリーランスのケアマネジャーであれば、年齢に関係なく働き続けることができます。
ケアマネジャーとして長く働くためのポイント
最後にケアマネジャーとしてできるだけ長く働くためのポイントをいくつか紹介します。
健康管理を意識する
ケアマネジャーは基本的にデスクワークが多い仕事ですが、利用者の自宅に訪問をして面談する可能性もあるため、ある程度の体力は必要です。
日頃から適度な運動を行い、規則正しい生活を心がけて健康を維持しておきましょう。
ITスキルを身につける
介護業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が進行しており、ケアプランの作成や給付管理、関係機関との情報共有などを行う際にパソコンやスマートフォンを使う機会が増えています。
特にパソコンはケアマネジャーの仕事に欠かせないアイテムの一つであるため、最低限業務で使用するソフトは使いこなせるようにしておくと良いでしょう。
資格更新
ケアマネジャーの資格は5年ごとに更新が必要で、更新するためには所定の研修を受講する必要があります。
受講対象者は資格の有効期限が概ね1年以内に満了する方です。
定年後も長くケアマネジャーとして働きたい方は、更新手続きを怠らないようにしましょう。
まとめ
高齢化社会および介護業界の人手不足が進行していることから、今後も需要が高まることが期待されるケアマネジャー。
基本的には定年制度がなく、体力面でもあまり負担がかからない仕事内容なので、一般的な定年である65歳以降でも長く働き続けやすい点がメリットと言えます。
何歳からでも挑戦することができるため、生涯現役で活躍したいという方はぜひケアマネジャーを検討してみてください。
ケアスタッフ事業部
ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。