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介護職の“本当にいい職場”とは? 働きやすい介護施設の3つの特徴と見極めポイントを徹底解説!

介護の仕事は、利用者の生活に寄り添い、感謝の言葉を直接いただける、非常にやりがいの大きな専門職です。

しかし、その一方で多くの介護職の方が「職場の人間関係」に悩み、キャリアを断念してしまうという厳しい現実もあります。

実は求人票の表面的な情報だけでは見抜けない“本当にいい職場”には、実は組織の健全性を示す、いくつかの明確な構造的共通点が存在します。

本記事では、介護業界専門のキャリアコンサルタントとして、働きやすい施設に共通する5つのポイントを、データと現場の実例を交えながら徹底的に解説していきます。

介護職が感じる“いい職場”の定義とは? 定着率が高い職場の3つの特徴!

介護職にとっての「いい職場」とは、単に給与や待遇が良いだけではありません。

日々の業務の中で精神的な充足感を得られ、専門職として尊重されていると感じられる場所こそが、長く働き続けられる職場と言えるでしょう。

その鍵を握るのが、職場の「人間関係」と「文化」です。

データが示す「人間関係」の重要性!

介護労働安定センターの調査結果は、この事実を明確に裏付けています。事業所が「採用がうまくいっている理由」として最も多く挙げたのは、「職場の人間関係がよいこと」(62.7%)でした。

一方で、介護職員の離職理由のトップも「職場の人間関係に問題があったため」(34.3%)であり、その内訳で最も多いのが「上司の思いやりのない言動、パワハラ」(49.3%)という事実は、問題の根深さを示しています。

参照:公益財団法人介護労働安定センター「介護労働実態調査」(令和6年10月1日~10月31日)

このデータは、良好な人間関係が人材定着の最大の要因であると同時に、最も大きな離職リスクでもあることを示しています。

介護の現場での働きやすさの土台となる「心理的安全性」とは?

働きやすい職場が持つ最も基本的な要素は、「心理的安全性の高さ」です。

これは、「失敗を恐れずに意見が言える」「分からないことを気軽に質問・相談できる」といった環境を指します。

心理的安全性が確保された職場では、スタッフは不要なストレスを感じることなく、チームの一員として安心して業務に集中できます。このような環境は、スタッフの定着率を顕著に高めることが分かっています。

モチベーションを高める「承認と感謝の文化」!

次に重要なのが、「承認と感謝の文化」が根付いていることです。日々の努力や小さな成果がきちんと評価され、認められる環境は、スタッフのモチベーションを大きく向上させます。

定着率の高い介護施設では、この文化を仕組みとして導入しています。こうした仕組みは、感情労働で消耗しがちな介護職にとって、日々の努力が認められ、組織の一員として尊重されているという実感を得るための重要な装置となります。

これが自己肯定感を支え、バーンアウト(燃え尽き症候群)を防ぐ防波堤になります。

介護の仕事に不安を感じたときは、関連記事「介護の仕事に不安を感じるときに――悩みの整理と安心して働くためのヒント」もあわせて読んでみてください。
https://carestaff.jp/kaigo/blog/caregiver_no-experience-2/

介護現場での働きやすさを支える3つの仕組みを知ろう

良好な人間関係やポジティブな組織文化は、精神論だけでは成り立ちません。それを支える具体的な「仕組み」があってこそ、日々の業務の中で維持・発展させることができます。

ここでは、働きやすい職場を物理的・制度的に支える3つの重要な特徴、「人員配置」「ICT活用」「教育体制」について解説します。

①適切な人員配置と業務負担の軽減!
介護業界が抱える構造的な課題の一つが人手不足です。実に67%以上の事業所が「従業員が不足している」と感じており、これが過重労働や精神的ストレスの根源となっています。

特筆すべきは、業界全体の離職率は改善傾向にあるにもかかわらず、現場の人手不足感は依然として深刻化しているという点です。これは、新規採用の難しさから、既存スタッフ一人ひとりへの負担が集中し続けている構造的な問題を示唆しています。

本当に働きやすい施設は、この問題に真摯に向き合っています。適切な人員配置により、一人当たりの業務負担が軽減され、決められた休憩時間がしっかりと確保されています。

さらに、有給休暇も計画的に取得しやすい環境が整っており、心身のリフレッシュが可能です。これは、スタッフの健康とワークライフバランスを守るという、組織としての明確な意思の表れです。

②ICT・テクノロジーの積極的導入!
「介護は人の手で行うもの」という考え方は大切ですが、定着率の高い優良な施設ほど、最新テクノロジーを積極的に導入し、スタッフの負担軽減を図っています。

たとえば介護記録のデジタル化のため、タブレット端末を導入し、記録業務を効率化したことで記録作成時間が短縮され、その時間を本来のケアに充てられるようになりました。

見守りセンサーやAIカメラを導入することで、夜間の巡視業務の負担を軽減し、スタッフの心理的・身体的ストレスを和らげている施設もあります。

さらに移乗支援ロボットを導入することで、介護職の職業病ともいえる腰痛のリスクを直接的に軽減しているケースもあります。

これらのテクノロジーは、単なる業務効率化ツールではありません。事務作業や身体的負担からスタッフを解放し、「利用者とじっくり向き合う時間」を創出することで、介護職本来のやりがいを高める効果があります。

③キャリアパスと教育体制の明確化!
「この施設で働き続けることで、自分はどう成長できるのか?」という問いに明確な答えを提示できる施設は、スタッフの定着率が非常に高い傾向にあります。

働きやすい職場は、スタッフの成長を組織として支援する制度を整備しています。

明確なキャリアラダーを持っていることで、入職後のキャリアモデル(例:3年目リーダー、5年目主任など)を具体的に示し、目標設定をサポートできる環境があるため、漫然と仕事をしている感覚に襲われることはありません。

また、充実した資格取得支援制度を整え、資格取得にかかる費用補助はもちろん、施設内での勉強会開催など、学びの機会を積極的に提供しています。

さらに外部研修への参加機会が豊富で、最新の知識や技術を学ぶための外部研修への参加を奨励し、その学びを組織全体で共有する仕組みが整っています。

このように、物理的・制度的な環境が整備されて初めて、職員は安心して長期的なキャリアを築くことができます。

しかし、どんなに優れた仕組みも、それを使う「人」の価値観がバラバラでは機能しません。次のセクションでは、この安定した基盤の上に育まれるべき、経営から現場まで一貫した組織文化の重要性について掘り下げます。

研修や教育体制については、関連記事「介護施設での研修内容を徹底解説! 法定研修の種類と受ける意義とは?」も参考になります。
https://carestaff.jp/kaigo/blog/caregiver_no-experience-2/

実際に働く人の声が一致している職場が働きやすい3つの理由!

前述した「心理的安全性」は、現場スタッフの努力だけで作れるものではありません。

その土台となるのが、経営層が現場の実情をどれだけ理解し、スタッフとの間に信頼関係を築けているかという「透明性」です。

施設のホームページやパンフレットに書かれた理念と、現場で働くスタッフの実感が一致しているかどうかが、信頼できる職場を見極める上で極めて重要な指標となります。

①経営層の現場理解の高さ!
スタッフの定着率が高い施設に共通するのは、経営層と現場の距離が近いことです。「上層部は現場の実態を何も分かっていない」という不満は、離職を引き起こす大きな要因です。

優良な施設では、経営層が積極的に現場に関与し、相互理解を深める努力を怠りません。綿密なコミュニケーションを通じて、スタッフは「自分たちの声が届いている」という安心感と信頼を持つことができます。

②評価と待遇の公正さ!
「どれだけ頑張っても給料が変わらない」という不満もまた、モチベーションを削ぎ、離職に繋がる深刻な問題です。

働きやすい職場では、評価基準が明確で、努力や成果が適切に給与や待遇に反映される仕組みが整っています。

例えば、四半期ごとに個人目標を設定し、その達成度について上司と評価面談を行うといった制度を導入している施設では、「頑張りが正当に認められている」という満足度が高く、離職率が低い傾向にあります。

実際に、最新のデータを見ても介護職の平均給与は勤続年数に応じて着実に上昇しています。

「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、勤続1年目の平均月収が約21.8万円であるのに対し、10年以上では約25.8万円となっており、長期的に働くことの経済的なメリットが明確に示されています。

③理念の浸透と介護観の一致!
施設の理念が、ただ壁に掲げられているだけの「お飾り」になっていないかどうかも重要なポイントです。「施設の理念に共感できない」「自分の目指す介護と、ここでのやり方が違う」といった介護観の不一致は、日々の業務で強いストレスを感じる原因となります。

本当にいい職場では、理念が日々のケアプランやスタッフ間のコミュニケーション、意思決定の中に息づいています。スタッフ全員が同じ価値観を共有し、「より良いケアを提供する」という共通の目標に向かって協力し合える環境があります。

このように、経営から現場までが一貫した価値観と信頼関係で結ばれている職場こそ、求職者が安心して自らのキャリアを託せる場所と言えるでしょう。

現場で働くスタッフの声に焦点を当てた関連記事「看護師が介護施設で働くメリットと職場選びのポイントとは?」も、職場選びの参考になります。
https://carestaff.jp/kaigo/blog/caregiver_no-experience-2/

いい職場を見つけるための質問! 見学時のチェックポイントもおさえておこう

これまで解説してきた「いい職場」の共通点を、求職者自身が見極めるための具体的なアクションプランをご紹介します。

面接や施設見学は、施設側があなたを評価する場であると同時に、あなたが施設を評価する絶好の機会です。受け身にならず、主体的に情報を収集する姿勢が、入社後のミスマッチを防ぐ鍵となります。

【見学時のチェックポイント】
言葉以上に多くの情報を物語るのが、現場の「空気」です。短時間でも、以下のポイントを意識して観察してみましょう。

•スタッフと利用者の表情
 ·スタッフ同士がすれ違う際に、自然な笑顔で挨拶を交わしていますか?
 ·利用者の方は、穏やかで安心した表情で過ごしていますか?
 ·これは職場の雰囲気を最も正直に映し出す指標です。忙しい中でも温かいコミュニケーションが取れているかは、心理的安全性の高さを物語っています。

•清掃状況と環境整備
 ·施設内(特に共有スペースや水回り)は清潔に保たれていますか?
 ·備品や書類は整理整頓されていますか?
 ·美しく整えられた環境は、単に衛生的なだけでなく、スタッフの業務に余裕があり、丁寧な仕事が行われていることの表れでもあります。

•情報共有の様子
 ·スタッフステーションの掲示板やホワイトボードは活発に利用され、情報が整理されていますか?
 ·スタッフ間の申し送りや会話は、スムーズで協力的な雰囲気ですか?
 ·円滑な情報共有は、チームワークの良さと質の高いケアに直結します。

【面接で聞くべき質問リスト】
面接の最後にある「何か質問はありますか?」という時間は、あなたの意欲を示すと同時に、職場環境を見極めるための重要なチャンスです。

質問例 質問の意図
「職員の方の離職率はどのくらいですか?また、定着率を上げるためにどのような取り組みをされていますか?」 定着への意識の高さと、具体的な改善施策(文化醸成、制度設計など)を知るため。
「職員向けの研修制度や資格取得支援について、具体的に教えていただけますか?」 人材育成への投資姿勢と、長期的なキャリアパスが描ける環境かを確認するため。
「職員の方が心身の不調や人間関係の悩み、あるいはハラスメントの問題を抱えた際に、安心して相談できる専門の窓口や具体的なサポート体制はありますか?」 心理的サポートやハラスメント対策など、いざという時に職員を守る仕組みの有無を確認するため。
「これまで、利用者様やご家族からのご意見をどのように業務改善に活かされたか、具体的な事例があれば教えていただけますか?」 問題を隠蔽する体質ではなく、オープンで改善意欲のある組織文化かを見極めるため。

これらの質問を通して、施設側の誠実な姿勢や具体的な取り組みを引き出すことができます。

転職エージェントの活用も有効な手段!

これらの点を自分一人で見極めるには限界があります。特に、離職率のようなデリケートな情報や、日々変化する現場の「生きた」雰囲気は、外部からは見えにくいものです。

そこで有効なのが、第三者の客観的な視点を活用することです。

私たち絆ケアスタッフのような紹介会社は、日常的に多くの施設を訪問し、現場の責任者やスタッフと直接コミュニケーションを取っています。

そのため、求人票だけでは決して分からない、スタッフの実際の表情や職場のリアルな雰囲気、さらには離職率のような直接聞きにくい内部情報も把握しています。

客観的で多角的な視点からの情報も、後悔のない職場選びには不可欠です。ぜひ、こうした第三者の視点も積極的に活用することをおすすめします。

これらのポイントを参考に主体的な情報収集を行うことで、入社後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを大幅に減らすことができるはずです。

面接や見学で確認したいポイントは、関連記事「介護職の転職、失敗しない職場選びのポイントとは?」でも詳しく解説しています。
https://carestaff.jp/kaigo/blog/caregiver_no-experience-2/

まとめ

介護業界で「本当にいい職場」を見つけるためには、求人票の条件だけでなく、その裏側にある組織の文化や仕組みを見極める視点が不可欠です。

介護職が抱える人間関係の悩みは、決して個人の問題ではなく、その多くが職場環境に起因します。だからこそ、求職者自身が自分に合った環境を主体的に選び取ることが、やりがいを感じながら長くキャリアを築いていく上で何よりも重要です。

この記事でご紹介した視点や質問リストを活用し、あなたが心から「ここで働けてよかった」と思える職場を見つけられることを心から応援しています。

絆ケアスタッフは、そのための強力なパートナーとして、あなたの職場探しを全力でサポートします。

働きやすい職場の具体的なイメージをさらに深めたい方は、関連記事「介護職は離職率が高い? 働きやすい介護施設の特徴を紹介!」もあわせてご覧ください。
https://carestaff.jp/kaigo/blog/caregiver_no-experience-2/

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ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。

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