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介護の仕事が「忙しすぎて辞めたい」と思ったら――原因の構造分析と“働きやすい職場”の見極め方

介護職は、利用者の生活を支える社会的意義の大きい専門職です。 しかしその一方で、慢性的な人手不足や業務過多により「辞めたい」と悩み、キャリアを断念せざるを得ないケースも後を絶ちません。

現場で働く介護職の多くは、責任感の強さゆえに「自分が辞めたら現場が回らない」「自分の要領が悪いせいだ」と自責の念を抱きがちです。

しかし、現場の過酷な忙しさの多くは、個人の努力では解決できない「組織の構造的な問題」に起因しています。

本記事では、介護業界専門のキャリアアドバイザーの視点から、現場が忙殺される構造的要因を分析し、客観的なデータと事例に基づいた「良い職場」の判定基準を解説します。

なぜ、介護現場が忙しくなるのか? 忙しさを生む3つの構造的要因

介護現場の忙しさを「利用者が多いから」「人がいないから」という一言で片付けてしまうと、本質的な解決には至りません。現場が回らない背景には、組織として解消すべき3つの構造的な要因が存在します。

人手不足だけではない「業務設計」の欠如

介護現場における時間の喪失は、ケアそのものの量よりも、非効率な業務プロセス(オペレーション)によって引き起こされていることが多々あります。

たとえば、「必要な物品が定位置にないため探す時間」「マニュアルが整備されておらず、都度判断に迷う時間」「同じ内容を複数の媒体に転記する重複作業」などです。これらは「ムダ・迷い・重複」と呼ばれ、スタッフの精神的・時間的余裕を確実に奪います。

現場ではこれらが「忙しさ」として認識されますが、実際には「業務設計の未整備」というマネジメントの不備と言えます。

ICT・テクノロジー活用の遅れとアナログ文化

他の業界と比較して、介護業界はICTの導入が遅れていると言わざるを得ません。

いまだに手書きでの記録業務や、口頭のみの申し送りが主流である施設も多く存在します。タブレット入力やインカム、見守りセンサーを導入している施設と比較すると、導入していない施設の生産性の差は歴然としています。

「手書きの温かみ」という精神論が、結果としてスタッフの残業時間を増やし、利用者と向き合う時間を奪っているという矛盾のようなものが生じています。

役割の曖昧さと「なんでも屋」化する業務範囲

介護職の業務範囲が不明確で、なし崩し的に拡大していることも要因の一つです。

本来の専門業務である身体介護や生活支援に加え、清掃、洗濯、調理、備品の発注・管理など、あらゆる業務が「手が空いている人」に集中する構造になっていないでしょうか。

特に夜勤帯において、休憩時間中にナースコール対応を強いられるような「実質的なワンオペ」状態は、労働基準法の観点からも問題視されるべき状況です。

無理は禁物!限界を感じる、辞めたくなる職場環境の特徴

「忙しい」という感覚が常態化すると、異常な環境であっても「これが当たり前」と適応しようとしてしまいます。しかし、以下のような兆候や環境は、客観的に見て「限界」を示すサインです。

心身からのSOSサインを見逃さない

個人の許容範囲を超えたストレスがかかり続けると、心身は警告を発します。

感情面では「ふとした瞬間に涙が出る」「出勤前に動悸や吐き気がする」「感情のコントロールが効かない」といった症状が現れます。また、身体面では「不眠(入眠困難や中途覚醒)」「原因不明の身体の痛み」などが生じることがあります。

これらは単なる疲労ではなく、適応障害やうつ状態の前兆である可能性が高く、休息が必要な医療的なサインと捉えるべきです。

個人の努力では改善不可能な「ブラック施設」の特徴

職場環境そのものが改善不可能な状態にある場合、そこに留まることはリスクとなります。

例えば、「利用者のため」という名目でサービス残業が美化・強要されている、ハラスメントが横行していても管理者が黙認している、といったケースです。

また、有給休暇の取得が認められない、休憩時間が記録上だけで実態がないといった法令軽視が見られる職場は、構造的にスタッフを守る機能が失われています。

忙しさを緩和できる職場の見分け方

すべての介護施設が激務であるわけではありません。適切にマネジメントされ、スタッフが余裕を持って働ける職場には、明確な共通点があります。

ここでは、求人票には載らない「現場のリアル」を見抜く視点を紹介します。

現地見学でしか分からない「空気感」と「音」と「臭い」

施設見学や面接の際、五感を使って現場の情報を収集することが重要です。

まず「視覚」では、スタッフの表情に笑顔があるか、廊下や共有スペースが整理整頓されているかを確認します。

「聴覚」では、ナースコールが鳴りっぱなしになっていないか、スタッフの足音がバタバタと慌ただしくないか、言葉遣いが丁寧かどうかが判断材料になります。

そして「嗅覚」も重要です。排泄物臭やカビ臭がしないかは、清掃や換気が行き届いているか、つまり「人手に余裕があり、ケアの質が保たれているか」を示すバロメーターとなります。

面接で確認すべき「業務効率化」への取り組み

面接は、施設側が応募者を選ぶ場であると同時に、応募者が施設を見極める場でもあります。

以下のような質問を投げかけることで、その施設がスタッフの負担軽減にどれだけ真剣に取り組んでいるかが分かります。

1. 「記録業務は手書きですか、タブレットなどのICTを導入していますか?」
2. 「夜勤の休憩時間はどのように確保されていますか?(別室の有無や交代要員)」
3. 「入浴介助の体制は専従ですか、ローテーションですか?(機械浴の有無)」

これらの質問に対し、具体的かつ前向きな回答が得られる職場は、働きやすい環境づくりに投資していると言えるでしょう。

介護の仕事を辞めたいと思ったら踏むべき5つのステップ

現状の辛さが限界に達している場合、無理に働き続けることは最善の策ではありません。自分自身を守るために、段階的な行動ステップを踏むことが推奨されます。

まずは「休む」権利を行使する

退職を決断する前に、まずは心身を回復させることが優先です。有給休暇は労働者の正当な権利であり、心身の不調がある場合は心療内科等を受診し、休職制度を利用することも一つの選択肢です。

冷静な判断力は、心身の健康があって初めて機能します。「逃げる」のではなく、「一時停止して戦略を練り直す」という意識を持つことが大切です。

ポジティブな「退職」はキャリアの戦略と位置づける

環境を変えることは「逃げ」ではありません。自分に合わない環境から離れ、専門職としての能力を発揮できる場所へと移動することは、キャリアを守るための「戦略的撤退」です。

「利用者により良いケアを提供したい」という想いがあるからこそ、それが実現できる環境を主体的に選ぶ姿勢が求められます。

プロの視点を活用し、客観的な意見をもらう

一人で悩んでいると、視野が狭くなり「どこに行っても同じだ」と思い込んでしまうことがあります。そのような時は、信頼できる第三者の意見を取り入れることが有効です。

友人や家族への相談も大切ですが、業界の構造や他施設の情報を知る「転職エージェント」などの専門家に相談することで、現在の職場が業界水準と比較してどのような状況にあるのか、客観的な評価を得ることができます。

また、問題がある施設や、環境が良い施設の情報は、多くの施設を見ている転職エージェントが持っています。
たとえば絆ケアスタッフでは、必ずすべての施設を訪問して、現地で実際に施設を見学し、ヒアリングした情報を元に紹介をしています。そのため、新潟の介護施設に関する豊富な情報があり、職場とのマッチング率も高く、安心して働ける転職先を選べます。
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まとめ

介護現場の「辞めたいほどの忙しさ」は、多くの場合、あなた個人の能力不足ではなく、人員配置や業務設計といった組織の構造的な問題に起因しています。
真面目な方ほど自責の念に駆られがちですが、心身が発するSOSサインを無視してまで働き続ける必要はありません。

まずは、今の職場環境を客観的に見つめ直してみてください。そして、もし「限界だ」と感じたら、一人で抱え込まずに私たち絆ケアスタッフにご相談ください。
絆ケアスタッフは、現場のリアルを知る専門家として、あなたが安心して長く働ける「本当にいい職場」を見つけるためのサポートを全力で行います。あなたの優しさとスキルが、正当に評価される場所は必ずあります。

ケアスタッフ事業部

ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。

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