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介護の仕事、転職して後悔した4つの失敗事例!――転職するための成功ポイントとは
高齢化の加速が止まらない日本では、介護人材の需要が高く、介護職への転職が比較的挑戦しやすいとされています。
しかし、業務量が多い、体力的にきついなどの心身的な負担がかかるため、転職をしても離職率が高いという課題に直面しています。
後悔のない転職をするためには、よくある失敗事例を知り、事前に対策を考えることが重要です。本記事では、介護転職での失敗事例と成功するためのポイントを詳しく解説します。
これから介護職への転職を検討している方や、現在働いている職場を変えたい方は、後悔しないためにもぜひ参考にしてください。
目次
介護転職でよくある失敗事例
介護業界への転職を成功するためには失敗事例を知っておくことが重要です。よくある失敗事例から学ぶことで、自分の転職活動をよりスムーズに進めることができます。
以下、介護業界の転職でありがちな失敗事例をご紹介いたします。
その1 人手不足による長時間労働
介護職では対人業務が多く、一人ひとりの利用者と向き合うためには長い時間を要します。
しかし、高齢化により介護サービスの需要が増加したことで、供給が追いついておらず人手不足が深刻となっています。
充分な人員が確保できていないことにより、残業が多くなったり、休日出勤が発生したりと厳しい勤務条件が続くため、離職率を高めているようです。
その2 介護士の心身的な負担
立ち仕事が基本となる介護職では、利用者の身体的支援やかがみ作業が必要です。
その結果、足腰や膝に負担がかかることが常態化しています。
異業種からの転職者にとって、実際の体力的な負担は予想以上に大きいと感じられることが多いようです。
その3 教育体制が不十分
介護職ではスタッフ間の連携が重要ですが、教育体制やサポート体制が不十分だと人間関係に悩むことも多いようです。対人業務では、臨機応変な動きも求められるため、コミュニケーション不足などにより精神的な負担が大きくなることも要因の一つです。
職場の雰囲気や人間関係は求人情報や面接ではわかりにくいことが難点であると言えます。
その4 準備不足による自己分析のギャップ
施設によって利用者の介護の度合いは異なります。
また、一概に介護職と言っても一般病棟所属や精神科病棟所属などの種類があります。
特に異業種から転職する場合、事前に介護業界や仕事内容についてよく調べておかなければ、転職後にイメージとのギャップに苦しみます。
介護職への転職を成功させるポイント
介護職への転職を検討している方には、現場の実態と自身の適性をよく理解することが重要です。
求人情報での情報収集の際や実際の面接時では、具体的な勤務時間、夜勤の有無、残業時間などを詳しく確認することが欠かせません。
さらに、介護職の体力的な負担を把握し、事前に体力をつけるために運動や心のケア方法を知ることも必要です。
可能であれば職場見学を行い、実際の雰囲気や人間関係を確認し、現場で働く人の話を聞くことも大切でしょう。
事前に必要なスキルを学び、自分のキャリアや介護職への転職理由を明確にし、働く目的をはっきりさせることも介護職への転職を成功させる鍵となります。ここでは特に転職後に後悔しないための求人の選び方を3つご紹介します。
後悔しないための求人の選び方
・自分の適性に合った介護職を見つける
介護職に就く前に、自分がどのような介護をしたいのか、適性を理解し明確にすることが大切です。
デイサービス、グループホーム、特別養護老人ホームなど、施設の種類によって必要なスキルや利用者の特性が異なるため、各施設の特徴を知り自分の適性に合っているかを確認することも重要です。
・給与と仕事内容のバランスを見極める
介護職は仕事内容に対して給与が低いことが多く、転職後の生活が厳しくなる可能性があります。
また、人手不足の影響で給与が高くても休みが少なく、休日出勤が必要な場合もあります。
したがって、給与と仕事内容のバランスをよく確認することが重要です。
・腰を据えて働ける教育体制は機能しているか
せっかく転職したら腰を据えて長く働きたい人も多いでしょう。
新人や未経験者への教育体制は整っているのか、そしてその体制はきちんと機能しているのかも確認することも大切です。
プロの転職アドバイザーを頼る
転職活動においては、転職エージェントや転職アドバイザーを頼ることは重要です。特に介護職の業界では、現場の情報や求人情報の実態が不透明なケースも多いです。
しかし、転職エージェントや転職アドバイザーは多くの情報を持っているので、個々の希望や能力に合った最適な求人を提案してくれます。さらに、面接対策や給与交渉のサポート、労働条件の交渉など転職活動全般にわたって専門的なアドバイスを提供してくれます。
効率的かつスムーズに理想の職場を見つけることができるため、介護職への転職が不安な方にはおすすめです。
まとめ
高齢化が進む日本にとって、介護職は必要不可欠な職種です。事前に過去の失敗事例を学んで対策を練ることで、安定的に長く働ける職場を見つけることができます。
介護職はやりがいも多く、社会貢献度も高いです。今、あなたの力が必要とされています。
ぜひ、挑戦してみてください。
ケアスタッフ事業部
ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。