ケアスタッフ通信の声com
ケアスタッフ通信Vol.135
わたしのGood&News 【 金子 直樹 】
皆様お疲れ様です。暑い日が続いておりますが、体調は崩されていませんでしょうか?今回、私がご紹介するのは、【横浜ラーメン 味濱家(みはまや) 新大前店】です。私が学生の頃から足を運んでいるラーメン屋さんで、家系ラーメンと言ったら味濱家と、私は思っています(笑)西区の店舗は昨年の能登半島地震の影響で休業していたのですが10月に建て替えOPENされています。
好みもあるかと思いますが、時々無性に食べたくなる中毒性があります。味の濃さや麵の太さ・固さ、油の量が調整できるので、そこも嬉しいポイントです。行くと決まって注文していたのは「味濱やラーメン(極め)」です。【極め】は通常の味濱家ラーメンですが、魚介とニンニク、背脂のうまみをプラスしたスープはまた別物で、特盛でもスープまで飲み干したくなるような一杯です!
建て替え後は行けていないのですが、足を運んでいた頃は店員さんにも顔を覚えてもらえていたのか、味玉のサービスをしていただいたりもしました(笑)立地的には交差点に面しているという事もあり、車の出入りがしづらいというのはありますが、駐車場は整備され以前よりもとめやすくなっていると思うので、機会があれば行ってみてください。私も西区に行く際は次こそ食べに行こうと思っています!
【横浜ラーメン 味濱家 新大前店】
住所:新潟市西区坂井719-1
TEL:025-378-1582
営業時間:11:00~15:00(LO14:50)
17:00~深1:00(LO24:50)
定休日:火曜、第3月曜
駐車場:8台
★ケアスタッフ的お役立ち情報★
自立支援という言葉を耳にするかと思いますが、似た用語に「自立支援医療」と「自立支援介護」があるのをご存じですか?「自立支援医療」は、利用者さんの経済的な相談に役立つ制度のお話で、「自立支援介護」は、介護方法の方針となる用語です。頭に同じ「自立支援」がついて混同しやすいですが、その意味や使い方はまったく違うものですね。そこで今回は、「自立支援医療」と「自立支援介護」をそれぞれまとめました。いざというときのために、この機会に用語の再確認という意味でお役に立てればと思います。
「自立支援医療」とは?
障害のある人が医療を受けやすくするために、医療費の自己負担を軽減する制度で、その対象者は3つに分かれます。
①精神通院医療…精神疾患の治療を継続的に必要としている人
②更生医療…身体障害者の治療
③育成医療…18歳未満の身体障害児の治療
高齢者と関わる職種の方は、精神通院医療が身近な制度ですので、覚えておくと便利です。この制度は、通院治療が必要な精神疾患の人を対象に、1割負担まで軽減される制度です(※限度額は世帯の所得額に応じて決められています)。たとえば、認知症の進行によって医療費にかかる負担が増加した場合、住んでいる市区町村に申請して、指定の医療機関・薬局で利用できます。認知症は医療と介護の両輪でケアしていく症状ですので、少しでも治療に専念できるように、お金の負担や不安を軽くするという意味では有用な制度ですね。
「自立支援」介護とは?
体力の回復や意欲を取り戻し、その方らしい生活を目指して行う介護になります。従来型介護のような、支援を必要とする方が「なされるがまま」といった受け身の支援ではないのが特徴です。では、自立支援介護のケアとは、具体的にどういうものかをみていきましょう。ケアの基本は、5つの領域(排泄支援、食事支援、移動支援、入浴・更衣、認知機能支援)を軸に、要介護状態の改善や認知症予防などを目指しています。
排泄…できるだけ下剤をやめて自然排便を目指しましょう。その中の取り組みの1つに、おむつゼロ運動があります。普通のパンツで生活ができるよう、ポータブルトイレからトイレへの移行をサポートしているケースです。
食事…手指機能の維持や自尊心の保持という点から自身で箸を持って食べられるような支援を目指しましょう。また、水分補給という点で人間が1日に必要とする水分1,500mlを目安にして、水分補給をしましょう。高齢になると気づかないうちに脱水をおこしている場合があり、こまめな水分摂取の習慣をサポートします。
ただ、糖尿病や心不全、経管栄養等は状況によって水分量を変える必要がでますので、この限りではありません。体重増加やむくみ、動機や息切れなどの狭心痛サインを見逃さず、体重測定の管理が重要です。
移動・ADL…離床をうながし、リハビリをして、ADL回復を目指しましょう。個別の状態に応じて、体操やトレーニングマシンなどを活用した機能訓練が求められます。
入浴・更衣…「毎日、脱衣から入浴、着衣まで全部ができる」とまではいかないまでも、清潔保持や自立心の向上という点で、「週○回、自力で入浴ができる」や「洗顔や行為が自分でできる」等、できることを増やすことを目指し支援しましょう。
認知機能…他社との交流がなかったりすると認知機能も低下や精神的にも不安定になってしまうことに繋がるので、毎日のあいさつや会話、趣味活動への取り組みを促すように支援しましょう。
最後に自立支援介護は、「できないことを支援する」のではなく、「できることを増やす」という前向きな介護アプローチですが、現場職員の意識・知識のばらつき、人手不足、利用者やご家族の理解不足などなど、多くの課題があるのも現実です。まず取り組めるところとして、自立支援介護に関する知識・理解を深めると良いのではないでしょうか。
あとがき・・・ 【 金子直樹 】
沖縄から東海地方までが梅雨明けとなり、平年よりもだいぶ早い梅雨明けとなっているようですね。これから夏本番に向けて更に気温が高くなると思いますので、水分補給を欠かさず、熱中症対策していきましょう。
ただ、水分補給といっても短時間で大量の水を摂取してしまうと「水中毒」になってしまう可能性があるとも聞いたことがあるので、こまめな水分補給を心がけましょう。