ケアスタッフ通信の声com
ケアスタッフ通信Vol.126
わたしのGood&News 【 立川 真奈美 】
ようやく暑かった日々も落ち着き、一気に肌寒くなりましたね。そんなこの季節に食べたくなるおすすめの品をご紹介したいと思います。そこは新潟市中央区のけやき通り沿いにある【ちゃんこ 大翔龍】さんというちゃんこ屋さんです。
元力士が営んでいて、ちゃんこは味噌、醤油、塩の三種あり、どれを食べても美味しいので毎回悩みます。また1人前が普通の2人前の量で、その盛りの良さに驚きます。〆にごはんやラーメンを入れると更に最高ですよ!
また、ちゃんこは初めてという方でも店員さんが作ってくれるので、どなたでも気軽に行けるのも◎。大翔龍さんは、ちゃんこ以外のメニューも豊富で、その中でも人気なのは地鶏の手羽先唐揚げだそうです。秘伝のたれと香辛料がポイントで皮はパリッと中はジューシー。
ちなみに、私のおすすめメニューはお刺身の盛合せ。ちゃんこ屋なのにお刺身が?と思われるかもしれませんが、とにかく新鮮でどれを食べても本当に美味しいので毎回感動します!親方が毎朝目利きした新鮮な鮮魚を、地物を中心に取り揃えているということで納得の旨さです。
季節の変わり目、体調を崩しやすいこの時期にぜひちゃんこを食べて栄養を取ってみてはいかがでしょうか。
【ちゃんこ 大翔龍】
住所:新潟市中央区天神2-1−3
TEL:025-246-6535
営業時間:平日・日曜日 17:30~22:00
金・土・休前日 17:30~22:30
休業日:毎週月曜日(12月、1月は不定休)
★ケアスタッフ的お役立ち情報★
今月は先月の続きとして、「嘔吐物の処理」を行う際の注意点についてのお話です。
●接触伝播を防ごう!その2、嘔吐物の処理
嘔吐はいつどこで起きるかわかりません。流行時期に嘔吐があった場合には、感染性として対応します。処理が終わるまでは嘔吐のあったエリアには誰も入らないようにしておくべきですが、不可能であればできる限り遠くに離してください。3m以内には近づかないことが大切です。
【嘔吐物の処理の方法】
・必要物品を準備する(手指消毒剤、ペーパータオル、エプロン、マスク、次亜塩素酸ナトリウム、ビニール袋吐物用大2枚・エプロン・手袋用小1枚、手袋2組、できればゴーグル)
・1%次亜塩素酸ナトリウムを作成する:水500ml+ピューラックス8ml
・マスク、未滅菌手袋、ビニールエプロン、ゴーグルを着用する
・吐物を入れるビニール袋(大)を2重に重ね口を広げる。エプロンを入れる袋(小)も口を広げておく。
・吐物をペーパータオルで覆う
・吐物を外側から中心方向に向かって、集めるように吐物を拭く。吐物はビニール袋(大)に廃棄する
・未滅菌手袋を交換する
・1%次亜塩素酸ナトリウムで清拭消毒を行う
・袋の口を1枚ずつ閉じる
・未滅菌手袋を外し、ビニール袋(小)に廃棄する
・エプロン・ゴーグルを外し、手袋を入れたビニール袋(小)に廃棄する
・袋の口を閉じ、室内に設置した蓋つきの廃棄物箱に廃棄する。
・マスクも外し廃棄物箱に廃棄する(マスクの外側は触れない!)流水と石鹸による手洗いを実施する
【嘔吐物や便に汚染した衣類やリネン類の処理】
そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、ノロウイルスが洗濯槽内に付着するだけでなく、他の衣類にも付着してしまうので、マスク・手袋・エプロンを装着し、バケツ・たらいなどで、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いします。その際にしぶきを吸い込まないように注意してください。下洗いしたリネン類の消毒は、85度の熱湯で1分間以上、洗濯します。
熱湯による洗濯が行えない場合には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度 約200ppm)の消毒が有効です。(ただし衣類は脱色してしまいます)十分すすぎ、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。下洗いをした場所は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度 約200ppm)消毒液、洗剤を使って掃除をします。
幼稚園、保育施設、学校等では不用意に衣類を洗浄することによって、かえって施設内に大量に感染者を増加させてしまった例がこれまでしばしば認められてきました。原則的に、子どもたちの嘔吐物や下痢便が付着した衣類は洗浄せずにそのままビニール袋に入れて密封し、保護者の方に持って帰ってもらうことをお勧めします。
これからの季節、流行しやすくなりますので、罹患してしまったら感染拡大をさせないよう適切な対応をしていきましょう。
あとがき・・・ 【 金子直樹 】
前月のあとがきで「ツクツクボウシの鳴き声を聞きまだまだ夏が…」という話をしたのですが、その後で「ツクツクボウシ」は“夏の終わりを告げるセミ”だということを知りました。「セミ=真夏の虫」という風に思い込んでいたので、1つ勉強になりました(笑)
さて、そんなツクツクボウシの時期も過ぎ、季節はすっかり秋の空気ですね。夏の疲れも残っている方もいると思います。寒暖差のある時期です。体調に気を付けていきましょう!