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ケアスタッフ通信の声com

ケアスタッフ通信Vol.117

わたしのGood&News 【 横井 文枝 】

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。元旦から能登半島で地震がありましたが、皆さんはご無事でしたでしょうか。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

年末年始の帰省時にあしかがフラワーパークに行ってきました。園全体をイルミネーションで彩る「光の花の庭」。 日本夜景遺産「日本三大イルミネーション」にも認定された花や自然、季節感に特化したイルミネーションを初めてみたのですが、色鮮やかで壮大な景色を楽しめました。

シンボルツリーである「奇蹟の大藤」は藤色の花房をイメージした電飾になっていて、風に揺らめく様子はまるで本物の藤の花のようでした。園内は冬の時期なのでほとんど花は咲いていなかったので、暖かくなったらもう一度、次は本物の「奇蹟の大藤」を見に行きたいなと思います。

「あしかがフラワーパーク」
住所/栃木県足利市迫間町607
TEL/0284-91-4939
開園時間/10:00~17:00
※季節によって変更があります。

★ケアスタッフ的お役立ち情報★

さて今回は前回の続きで「認知症の方との関わり方のポイント」についてお伝えするのですが、前回お伝えした、「観察のポイント」にも注意して、暴言や暴力の要因がないかを探ってみましょう。

観察ポイント①にあるように、介助の方法は重要です。特に、患者さんのペースを守ることです。認知症患者さんは、理解力や判断力の低下から介助者の言っていることがすぐに理解できないことがあります。ゆっくりと時間をかけて説明し、決して焦らせてはいけません。必要だからといって、患者さんの意に反するようなケアを押し付けたりすることも禁物です。

また、観察ポイント②にあるように、患者さんの身体症状には常に気を配りましょう。何も言わないから苦痛がないのではなく、うまく訴えることができずにいることも多いのです。苦痛が軽減されることによってストレスも減って暴言・暴力が落ち着くこともあります。苦痛症状があるなら、それを軽減させるようなケアを取り入れてみましょう。

観察ポイント④の人間関係もよくある要因です。信頼関係を築くには時間もかかりますが、まずは介助する人を変えてみるのも良いでしょう。そして、環境調整も重要です。入院によって自宅と環境が違ってくることは仕方のないことですが、生活パターンの変化についていけないことも認知症患者さんにとっては大きなストレスです。できるだけ普段の生活パターンに沿ったケアを考えてみましょう。

何か日課としているような日常生活で気分転換が図れるような趣味があれば、可能な範囲で取り入れていくことも良いでしょう。暴言・暴力行為を起こしている最中は、できるだけ刺激をしないようにします。落ち着くまで、少し距離を置いてそっと見守るようにしましょう。介助者に危害が加わることもあるので、介助者の安全を守ることも大事です。一人で対処しきれない時は複数で関わることもあるかと思いますが、あまり多くのスタッフで取り囲んだりすると余計に興奮してしまうので注意が必要です。

また、ベット周りに刃物などの危険物があると自傷行為や他人を傷つけてしまうこともあるので、あらかじめ危険物は置かないようにしましょう。また、薬物の使用も考慮されることがありますが、薬物だけに頼るのではなくあくまで右記のような関わりをした上で薬物も効果的に使用していくことが大事です。

今回、3回にわたって「認知症で暴言・暴力がある利用者さん・患者さんへの関わり方」についてお話させていただきました。一筋縄ではいかない場面も多々あるかと思いますが、ここでお伝えしたことが何かしらのお役に立てたら幸いです。

あとがき・・・ 【 金子直樹 】

皆様、2024年になりましたね。
今年もよろしくお願いいたします。

元旦に起きた地震では、新潟でも被害が大きく、皆様の生活にも何らかの影響が出ていることと思います。被害にあわれた方につきましては心よりお見舞い申し上げます。年明け早々のまさかの出来事に「今年はどうなってしまうのだろうか」と不安視してしまいましたが、「これだけ大きな良くないことが起きたのだから、きっとこれからその分の良いことが起きる」と信じ、また1年間、過ごしていきたいと思います。 

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