ケアスタッフ通信の声com
ケアスタッフ通信Vol.133
わたしのGood&News 【 中嶋 剛志 】
子供が大きくなって夜に少し時間ができるようになったので、最近は寝る前に小説を読むようになりました。今回はその中で良かったものをご紹介したいと思います。
本を読みだしたきっかけはアガサ・クリスティの短編集でした。そもそもは家にある、読んでいなかった本を片付けていこうと思い最初に読みだしたのがこれだったのですが、ストーリーがどれもおもしろくて結局古本でクリスティの長編を買ってきて読むことになりました。有名な「オリエント急行殺人事件」はもちろん「そして誰もいなくなった」や「アクロイド殺人事件」など一度読んだら忘れられない結末なので、さすが“ミステリーの古典”といった内容でおすすめです。
なんとなく読みだした本にはまってしまい、結局家にある読んでいない本は片付けられないまま、むしろ他に読みたい本が増えてきてしまっています。ただ、今回紹介した本は古いものなので中古本の100円のコーナーにだいたいありますので気軽に手にとってもらいやすいかなというところとミステリーというジャンルのため、ストーリーは古いからこそのおもしろさ(同じトリックは使えないという意味で)があります。
忙しい毎日ですが寝る前にミステリーを読むと頭をすっきりさせてリラックスになるので、もし読んだことがなければ、ぜひ一度手に取ってみてください。
★ケアスタッフ的お役立ち情報★
前回まで「バリデーション療法の14のテクニック」を10個までご紹介しましたが今回は残りの4つについてご紹介します。
⑪はっきりとした低い、優しい声
高齢者は高音が聞こえなくなっている場合が多く、低い声ではっきりと話しかけることに注意して会話をすることが大切です。またゆっくりと落ち着いた口調で優しく語りかけることで安心感を与えることが出来ます。
⑫音楽を使う
昔好きだった音楽や歌は、過去を思い出させる良い刺激となり、気持ちを落ち着かせることにつながります。
⑬相手の動きや表情に合わせる(ミラーリング)
相手の言葉だけでなく、表情や声の大きさ、また徘徊時などは一緒に歩き、立ち止まれば一緒に立ち止まる、などの行動も真似ることにより言葉以外のコミュニケーションを保つことが出来ます。会話と言葉以外のコミュニケーションは、より患者さんの気持ちを知るということ、また患者さんを理解することにつながります。
⑭満たされていない人間的欲求と行動を結びつける
不穏な行動や言動がある時には、「愛されたい」「人の役に立ちたい」「感情を発散させたい」という人間的欲求のどれに当てはまるか考えましょう。患者さんの行動や言動の理由に知ることにつながります。
利用者さんの状態に合わせて、これらの「14のテクニック」を使い分け、利用者さんの思いや、行動の本質を知り、不安やストレスを取り除き、利用者さんとの信頼関係を築くことにより安心感を与えることができるのです。これがバリデーション療法です。
利用者さんの全ての行動や言動には必ず意味がある。自分自身の日々のコミュニケーションを振り返ってみてください。取り入れることができるテクニックは多いのではないでしょうか。
「バリデーション療法」は利用者さんの本質を知るテクニックではありますが、これは看護師や看護補助、介護士だけに有効なスキルではありません。在宅で介護をする認知症患者さんのご家族にとっても非常に有効なスキルです。利用者さんが在宅で安心して生活をするためにも、またその介護をするご家族にとっても気持ちを理解し、介護するということは大切です。
あとがき・・・ 【 金子直樹 】
肌寒い日が続いていましたが、一気に気温が上がりましたね。すっかりこたつは卒業し、日中はエアコンをつけたくなるような暑さです。今後は熱中症などに気を付けながら体調管理を行っていきましょう。
体調管理といえば、少し前からウォーキングを始めました。体重も少しずつ減って体調も以前より良くなっていて、実際に成果を感じられているので今後も継続していきたいと思います。