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介護福祉士のスキルアップ・キャリアアップに役立つ資格とは?
「介護福祉士」としてさらなる成長を目指すなら、「スキルアップ」や「キャリアアップ」に役立つ資格の取得が重要です。
本記事では、介護福祉士にとってスキルアップするメリットや持っておくとプラスな資格、その取得方法について具体的に解説していきます。

目次
介護福祉士がスキルアップするメリット
介護福祉士は、介護の分野で国家資格を有する唯一の専門職であり、スキルアップを図ることでさらに多くのメリットが得られます。
以下、介護福祉士がスキルアップを図るとどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
サポートの幅が広がる
高度な介護技術や医療的な知識を習得することで、より複雑なサポートが必要な利用者への対応も可能になります。
コミュニケーション能力とチームマネジメント力の向上
多職種との連携や家族との関係構築が円滑になり、サポートの質が向上します。
これにより、利用者やその家族からの信頼が深まります。
職場での役割拡大とリーダーシップ力の向上
専門性が高まることで、新人スタッフの教育担当やチームリーダーとしての役割を任される機会が増えます。
このようなリーダー経験が自己成長と職場全体のスキル向上に役立ちます。
転職や昇進で優位になる
スキルアップで得た知識や経験は、他の職場でも高く評価され、より良い労働条件での転職が可能です。
また、昇進を目指す際にも有利に働き、自分のキャリアアップや収入の向上に繋がります。
介護福祉士のスキルアップにおすすめの資格
認定介護福祉士
「認定介護福祉士」は、介護福祉士のスキルをさらに高め、チームケアをリードするための資格です。
受講には、5年以上の介護福祉士としての実務経験と、100時間以上の研修歴が必要です。
認定介護福祉士養成研修修了後に、認定介護福祉士認証・認定機構に申請することで認定を受けることができます。
喀痰吸引等研修
「喀痰吸引等研修」は、介護職員が医療的ケアをできるようになるための研修です。
この研修では、「たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)」と「経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)」を学びます。
また、基本研修と実地研修に分かれていて、両方修了することで、医師の指示や看護師との連携のもと、医療ケアをできるようになります。
ガイドヘルパー
「ガイドヘルパー」は、視覚障害、全身性障害、知的障害がある人の外出支援を行う資格で、3つの研修に分かれています。
資格を取得するには、各自治体が実施する養成研修を修了することが必要です。
研修では、安全な移動支援やコミュニケーション技術が学べ、修了後にガイドヘルパーとして活動できます。
介護予防運動指導員
「介護予防運動指導員」は、高齢者の介護予防を目的とした運動指導を行うための資格です。
高齢者の健康維持や生活機能の向上をサポートすることができ、介護予防に関わるサービスを行うことが可能になります。
介護予防運動指導員になるためには、「地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター」が認定したスクールへ通う必要があります。
介護福祉士からキャリアアップできる資格
精神保健福祉士
「精神保健福祉士」は、精神障がいを持つ方々の社会復帰の支援を専門とする資格です。
取得することで、精神保健に関する深い知識と支援スキルを習得し、精神障がい者のケアに特化した仕事に就くことが可能です。
精神保健福祉士になるには、大学で養成課程を修了し、その後、国家試験に合格する必要があります。
国家資格取得支援制度や地方自治体の支援制度を活用することも可能で、詳細は試験機関や関連サイトで確認してみてください。
介護支援専門員(ケアマネジャー)
「介護支援専門員(ケアマネジャー)」は、介護サービスの利用計画を立てる専門職です。
この資格を取得することで、利用者やその家族に適切なサービスを実施するためのプランニングを行うことができます。
研修は前期研修・実習・後期研修から構成され、受講期間は約18日間、介護福祉士としての実務経験と、試験に合格する必要があります。
受講する場合は、必須条件などもありますので、関連サイトで確認してみてください。
社会福祉士
「社会福祉士」は、「社会福祉及び介護福祉法」の福祉サービスの利用支援や相談業務を専門とする国家資格です。
社会福祉業務自体は無資格でも行うことができますが、この資格を取得することで、介護の枠を超えた幅広い福祉サービスを提供でき、社会的な信頼を築き、自身のキャリアアップにも繋がります。
資格取得方法は、自分のキャリア形成に必要な目的によって道筋が異なるため、一度関連サイトでご確認してみてください。
介護福祉士ファーストステップ研修
「介護福祉士ファーストステップ研修」は、小規模チームリーダーの養成を目的とし、リーダーシップの向上や介護の専門性を高めるプログラムです。
自己分析を通じて業務を振り返り、利用者や職場の信頼を得る力も養えます。
対象者は、介護福祉士資格を取得し、2年程度の実務経験を持つ方で、全国社会福祉協議会認定の養成施設で受講できます。
研修は232時間で、ケア、連携、運営管理基礎、総合評価の4領域を学びます。
受講費用は14万円(日本福祉会会員は9万円)となっており、詳しくは関連サイトをご確認ください。
まとめ
介護福祉士としてスキルアップやキャリアアップを目指す際、資格の取得はキャリア形成において欠かせないステップです。
適切な資格を選ぶことで、専門性を高め、より質の高いケアを行う力を身につけることができます。
また、資格取得により、職場での信頼や評価が向上し、昇進や転職の際に優位に働くでしょう。
自分のキャリアや目標に合わせた資格を選び、積極的に学び続けることで、長期的な成長と充実したキャリア形成を築いていきましょう。
ケアスタッフ事業部
ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。