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ケアマネジャー(介護支援専門員)は未経験でも大丈夫? 仕事内容や役割について解説します!
「未経験でもケアマネジャーになれるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
近年、ケアマネジャーのニーズはますます増えており、未経験でも採用される可能性が高まっているのが現状です。
その背景には、高齢化が進んでいることや、ケアマネジャーの受験資格取得の要件が難しくなったことなどが挙げられます。
本記事では、ケアマネジャーの仕事内容や役割、ケアマネ未経験者が求人を探すポイントなどを解説します。
目次
ケアマネジャーのニーズは年々高まっている
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「介護支援専門員/ケアマネジャー* 1」によると、ケアマネジャーの令和4年度(2022年度)の有効求人倍率は、全国で4.80でした。
一方、同サイトの「施設介護員* 2」では、介護施設に勤務する介護職員の有効求人倍率(令和4年度)が、全国で3.23となっています。
このことから、施設の介護職員よりも、ケアマネジャーの人手不足が深刻な状況なのがわかります。
また、令和元年度(2019年度)の有効求人倍率は3.66倍 *3、平成27年度(2015年度)の有効求人倍率は1.87倍 *3でした。
数年で約2倍に増加していることから、ケアマネジャーのニーズが年々高まっていることがわかります。
ケアマネジャーの資格を取得するには、国家資格に基づく業務や相談援助の実務経験が5年以上必要です。
受験資格の取得難易度や、資格の合格難易度が高いことから、近年ケアマネジャーの受験者数が減っています。
その影響で、ケアマネジャー全体の数が減っており、「ケアマネジャーを募集しても応募が来ない」と悩む事業所も少なくないようです。
そこで、ケアマネジャーとして働くのが初めての未経験者でも応募歓迎の求人が、現在多く出ています。
※出典*1:介護支援専門員/ケアマネジャー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
※出典*2:施設介護員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
※出典*3:ケアマネジャー(ケアマネージャー)はどんな仕事?資格取得の方法や気になる平均年収を解説 | MORE REJOB
ケアマネジャーの仕事内容
厚生労働省による定義では、ケアマネジャーは要介護者や要支援者の相談や心身のサポートを行い、介護サービスを受けられるようケアプランを作成し、連携機関と連絡調整を行う者としています。
ここでは、具体的なケアマネジャーの仕事内容を見てみましょう。
ケアプランの作成・実施・修正
ケアマネジャーは、利用者の生活状況や介護度、生活の送り方の希望などに合わせてケアプランを作成します。
ケアプランとは、利用する介護サービスの内容や目標などをまとめた計画書のことです。
ケアプランの作成後は、利用者や家族・介護関係者・医療関係者と話し合い、修正・確認を行います。
利用者と事業者の連携・調整
利用者と介護サービス事業者の間に入り、必要な介護サービスが適切に提供されるように連携することも、ケアマネジャーの業務の一つです。
具体的には、介護施設への入退所支援を行ったり、利用者から受けた相談や苦情を事業者に伝えたりします。
介護サービスに不満がないかを聞き出すため、ケアマネジャーのヒアリングスキルが求められます。
介護給付費の管理
ケアマネジャーは、介護給付費を国民健康保険団体連合会に請求する業務を担います。
介護給付費とは、介護保険制度のサービス利用料のなかで、保険者(市区町村)が負担する金額のことです。
毎月介護給付費の支給を受けるため、給付管理をミスなく行うことが重要です。
なお、介護給付費の管理は、ケアマネジャーではなく事務職員が担当するケースがあります。
医療機関との連携・退院支援
利用者が退院後も必要な介護サービスを受けられるよう、医療機関と連携してケアプランを作成・調整します。
ケアマネジャーは、退院前カンファレンスに参加し、医療職と意見交換しながら連携を取ります。
利用者の要望や生活上の課題を考慮し、適切なケアプランを作成することが大切です。
要介護認定の申請代行
ケアマネジャーは、要介護認定の申請代行を行います。
介護サービスを受けるには、自治体から要介護認定を受ける必要がありますが、利用者の代わりにケアマネジャーが申請を行えます。
ケアマネジャーが申請作業を代行することで、申請がスムーズに進むでしょう。
また、ケアマネジャーには「居宅ケアマネ」と「施設ケアマネ」の業務に分かれています。
各仕事内容は、以下の通りです。
・居宅ケアマネ
居宅ケアマネは、居宅介護支援事業所に勤めるケアマネジャーのことです。
在宅生活を安全に送るための介護サービスを調整し、ケアプランを作成・修正します。
利用予定の介護事業所に連絡し、利用者とその家族や、生活相談員やサービス提供責任者などと会議を行い、ケアプランを見直します。
また、モニタリング(利用者の状況を確認)しながらケアプランを調整したり、介護給付費の管理業務を行ったりすることも、居宅ケアマネの重要な業務です。
・施設ケアマネ
施設ケアマネは、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホームなどに勤めるケアマネジャーのことです。
入所者のケアプランを作成し、利用者の課題や希望をアセスメント(評価・分析)しながら調整します。
ケアプランの見直しだけでなく、在宅復帰の際に介護支援が途切れないよう、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターと連携を取れるようにすることも業務の一つです。
ケアマネ未経験者が求人を探すときのポイント
ケアマネ未経験の方が求人を探す際は、いくつかのポイントを押さえて職場選びを行うことが大切です。
ここでは、ケアマネ未経験者が求人を探す場合のポイントを紹介します。
ケアマネ未経験歓迎の求人を探す
「未経験者可」や「未経験者歓迎」と記載されている求人に応募すると、未経験でも採用されやすい傾向にあります。
ケアマネ未経験者を歓迎する事業所は、人員に余裕があったり教育体制が整っていたりする可能性があるでしょう。
そのため、未経験で転職しても、手厚いサポートを受けられることが期待できます。
ケアマネの在籍数が多い事業所を探す
ケアマネジャーの在籍数が多い事業所は、教育者が確保されている可能性が高いため、ケアマネジャー未経験でも安心です。
募集人数を確認して、少しでも採用されやすい求人に応募するとよいでしょう。
新規立ち上げの事業所を探す
新規立ち上げの事業所や施設は、人材を一から募集して人数を確保する必要があるため、ケアマネジャーを複数人募集する傾向にあります。
募集人数が多いほど採用される確率も高まるため、新規立ち上げの事業所へ積極的に応募することがおすすめです。
まとめ
ケアマネジャーは、ケアプランの作成・修正、事業者や医療機関と利用者の連携を取ることが主な業務です。
加えて、退院支援や介護給付費の管理、要介護認定の申請代行なども行います。
現在、需要がますます高まっているため、資格を取得していれば未経験でも年齢を問わず目指せます。
居宅ケアマネと施設ケアマネでの働き方が選べるため、行いたい支援を検討して、自身に合った働き方を選びましょう。
ケアスタッフ事業部
ケアスタッフ事業部は医療・介護施設のパートナーを目指し人材サービスを提供しています。具体的には就職を希望する看護師、介護士、歯科衛生士等の方と新潟県内の施設や病院、双方のニーズにマッチングさせる仕事です。1998年の創業から26年間での看護師・介護職などの登録数は、延べ1万人以上。お取引先は新潟県内で300社以上。高齢者介護施設とその担い手をマッチングする「ヘルスケア人材サービス」の仕事を通じて蓄積した知見と情報を、毎週独自の視点でお届けします。